アカセニッキ(明瀬祐介日記)

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映画

「Terminator2」をはじめて観た。

投稿日:2019年4月20日 更新日:

■「Terminator2 : Judgement Day」
という映画を観たので(DVD、初見)、
以下にその内容(核心部分含む)と、感想を書く。

本作は平成三年に
ジェイムズキャメロン監督により
制作された。

昭和五九年の映画
「The Terminator」
の続編で、
以下、前作を「T1」、
本作を「T2」と書く。

http://acsusk.com/20190419-1/
(「T1」の感想)

■前作「T1」の最後で、
T-800を倒したのち、
来るべき終末に備え、
中南アメリカに渡ったサラコナー。

コンピュータの叛乱と核戦争を予言し、
阻止しようとする彼女は
USAに帰国後、逮捕・狂人扱いされ、
精神病院に拘束されていた。

救世主になると言われていた
息子のジョンコナーは、
里親のもとで不良少年に。

そんなある日、
ジョンを殺すため、
未来のコンピュータ軍から
新型のサイボーグ・
T-1000が送られてくる。

そして、それを阻止し、
ジョンを守るため、
未来のジョンが現代に送ったのは、
前回の刺客だったのと同じ型の
サイボーグ・T-800だった-。

■感想から書くと、
もちろん面白かったのだが、
「T1」の方がよかったな、
といったところ。

・アクションが長い。
前にも(やや誇張して)書いた通り、
(http://acsusk.com/20190316-1/)
俺はアクションには
ほとんど興味がないのだが、
(実は少しはある)
それにしてもドンパチが長く、
また派手すぎて
却ってだれてしまう

・結果、映画としては154分。
(私が観た「特別篇」。
公開時は137分)
前作は108分だったので、
この辺が飽きずに観られる
最適な長さなのではないか

・また、サラとジョンの母子と、
一種の父親替わりのT-800の、
愛情物語、友情物語に
なっている。
これには
「強面・非情なT-800が笑い、
スラングを言う」
という面白さもあり、
ある種「T1」のパロディにも
なっているのだが、
ほんわかとする反面、
やや雰囲気が
甘くなってしまった感もある

・T-1000はT-800よりも
強いサイボーグなのだが、
T-800が頼りになるので、
「これは勝てそうにない」
という恐怖感・絶望感があまりない

・特に、コンピュータ開発者とともに
コンピュータ開発企業に潜入し、
開発を止める部分がどうにも
緊張感がない

■…などなど
好き勝手に書いたけれど、
充分に傑作である。

私はこのように食わず嫌いして
観なかった映画が多いのだ。

というわけで次回は、
「Die Hard」か「Alien」
を観てみる予定。

平成三一年四月二〇日
明瀬祐介
acsusk@gmail.com

(■以下、どうでもよいこと。)

・T-1000は最後、
復活したT-800の火器に撃たれ、
なかなか回復できず、
バランスを崩し、
溶鉱炉に落ちて最後を迎える。
爽快な場面だが、
どうしていつものように
回復できなかったのかが分かりにくい。

そのちょっと前の、
液体窒素で固められる
やられ方の方が、
「T-1000の
(T-800以上の)性能を逆用して倒す」
感があって、私は好きだ

・「技術的特異点」の問題は現代ではより
現実的に語られるが、仮に
高性能なコンピュータが
できたことにより
結果的に人類を破滅させることになる-、
として、
「技術の進歩をどこかで止める」
「作れると分かっているものを作らない」
というのにも無理があり、
どうすりゃいいんだ

・「一九九七年にソ連と核戦争になる」
という字幕。
平成三年七月公開、
八月日本公開の映画だから、
ぎりぎり「ソ連」なのはしかたないのだが、
(ちょうどクーデタがあったのが八月)
後から観るとそこは「ロシア」だよなあ、
史実としては一九九七年は完全に「ロシア」だし。
(英語だと「ソ連」時代も主に「Russia」と呼んでいた)
「特別篇」の制作時に直せなかったのか。

・完全に骨組みだけになった
ターミネイターの眼が意外と可愛い

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