アカセニッキ(明瀬祐介日記)

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作戦

「目次コピー読書法」というのを考えてみた。

投稿日:2019年6月8日 更新日:

本は買って読むべきか、
それとも借りて読むべきか。

書籍を買うと金もスペースもなくなるから、
正直、できれば図書館で済ませたい。

が、図書館で借りた本を、
期限内に読み切るのは難しいし、
一度読んでもきれいさっぱり忘れてしまう。
なるべく手元に置いておきたいところだ。

「何とか図書館の本を
手元に置いておく方法はないものか…」

 

■そして、もう一つ問題がある。

勉強のために本を読む際、
メモやノートを取るべきか。

それとも取らない方がよいのか。

ノートに書くことで、
記憶の定着率が上がる、
とはよく聞くし、実感もある。

一方、メモやノートを取ると、
読むスピードが落ちてしまうのは
避けられない。

「スピードを取るか、定着をとるか…」

 

■そこで、この前ふと思いつき、
最近実践しているやり方を紹介したい。

名付けて、「目次コピー法」。

以下は、知的興味を得るための
「趣味としての勉強」や、
「いつか役に立ちそう」
というくらいのビジネス読書に向く。

小説や文学作品の読書や、
自分の専門分野のための本気の読書、
あるいは細かい技術(語学や数学など)を
習得するための読書にはあまり向かないので注意。

まあもとより電子書籍派の人には
何の関係もないのだが…。

 

■それでは、やりかたを説明しよう。
(すでに似たような方法が世の中にはあると思うし、
実践している人もいると思うが)

(1)目次をA3の紙に等倍コピーする。
ほとんどの本はもっと小さいので、余白ができるはずだ。
文庫や新書なら見開きでA3の1/4ほどの面積になる
(実際は紙のない部分が「余白」ではなく、
黒くなってしまうので、
スキャンしてからPCで黒い部分を白くして印刷する)

(2)「各章のまとめ」みたいなコーナーがあれば、
そこもコピーする
(同上)

(3)コピーを手元におき眺めながら、
目次(+まとめ)だけでは分からない部分、
特に面白そうな部分を読んでいく

(4)目次+まとめでは分からない、
ぜひ覚えておきたい重要事項を
A3の紙の余白にメモしていく

(こんな感じ)


(5)
(図書館の本なら図書館に返すが、)
その紙は保管し、暇なときに見直す

 

■思わず自画自讃してしまうと、
これは我ながらよくできた方法で、
極論すると、
「趣味としての勉強」や
「ビジネス読書」は、
「目次だけ読めば充分」
なのだ。
重要なことは目次に全部書いてあり、
本文はその補足に過ぎない

そのこと自体はわりと多くの人に
知られていると思うが、
そうは言っても
普通は目次を常に開きながら読むわけでもないし、
「今読んでいるのは本の本筋部分なのか、
それとも枝葉あたりなのか?」
「全体の中でも面白そうな部分か、
そうでないのか」
というのが見えにくい。

が、コピーを手元に置きながら読むことで、
「今読んでいるのは本のどのあたりか」
が一覧できる。

 

■また、書けば
知識の定着度は上がるのだが、
「本に書いてある
重要なことや面白いところをメモしよう」
と思うと、やはりそれなりに時間がかかり、
読書のスピードが落ちてしまう。
大体いい本であればあるほど、
多くの部分が重要で面白いのである。

この「目次コピー読書法」なら
メモを取りながらも、
そのロスは大幅低減される。
最も重要なことは目次に書いてあるので、
「目次に書いていない重要なこと・面白いことだけ」
メモをとればよいからだ。

また、「読書ノート」にメモをとっても、
多くの場合その「読書ノート」は途中まで使ったあたりで
他のノートと混ざり、
そのうち紛失してしまったりする
のだが(私の場合)、
この方法だとA3とかなり大きく、
一目で何の紙か分かるので
紛失の危険は小さい

 

■この方法であれば
「普通のビジネス書」なら30分くらい、
「学問の入門書」なら1時間くらいで、
エッセンス部分を、「割と実感を持って
勉強することができるのではないかと思う。

もっと良い方法を知っている方もいるかもしれないが、
まあ暇な方は試してみていただきたい。

令和元年6月8日(土)
明瀬祐介
acsusk@gmail.com

-作戦

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