アカセニッキ(明瀬祐介日記)

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作戦

左利き活動はじめました

投稿日:2019年6月10日 更新日:

■生まれてこの方、
ずっと右利きだった私だが、
一か月ほど前、突如左利きになろうと思い立ち、
「左利き活動」を始めてみた。

■実は、十年くらい前、
二十歳くらいの頃に、
腕や手や脚を組むときに、
それぞれ、それまでとは逆の形に組んでみることに
挑戦したことがある。

一か月ほどで、
「自分がそれまでどちらを上に組んでいたか」
本気で分からなくなる(どちらも全く異和感がない)
ほどになったので、
この試みは成功したと言えよう。
(だからどうということはないのだが)

この成功体験があるので、
自信が持てた。
左利きも案外簡単に行けるんじゃないか-。

■さて、利き手といえば
何といっても箸と鉛筆である。

まずは箸だ。

貴乃花は幼い頃、年寄藤島の教えを受け、
両手で箸を持てるようになり、
成人後、珍しい「両四つ」の力士として
君臨するきっかけになったという。

柴田勲も左手で箸を持ち、
日本初の本格スウィッチヒッターを目指した。

私にもきっとできるはずだ。

■…が、予想通りというか、予想以上に難しい。

物を挟もうとしても力が入らず、
無理に力を入れると
箸の先端がまるで違う方向に交差してしまう。


御覧の通り、
(実は右手の方も精確な持ち方なのか分からないのだが、)
左手だと小指と薬指が変な位置取りになり、
これが無茶苦茶に疲れるのだ。
指がつりそうになって、ご飯も全く持てない。

いや、これはとても無理だ、
いつまで経っても食事が終わらない。
まずはもう少しストレスのないところから慣れていこう。
(同様に鉛筆やペンも無理だろう)

「利き手」と言うのは
思った以上に器用な物なのである。

■一番簡単なところでは、マウスがある。

左右対称のマウスなら、
どちらの手で持ってもよいが、
設定を替える必要がある。

Windowsであれば、
人差し指で「クリック」
中指で「右クリック」をしているが、
これを左クリックにしなければ。

「Windows10」であれば、
左下の[スタート]ボタン(「Windowsマーク」)
→[設定](ねじマーク)
→[デバイス]
→[マウス]
で、[主に使用するボタン]を[左]に
設定すればよい。

実はこれ、私は何年も前から試みていた。
もう普通の右利き用マウスを借りても
左手でもってしまう、
というところまで慣れてしまっている。
(クリックするつもりで押しても
メニューしか出てこない)

職場でマウスを貸して操作を教えてもらうときには、
迷惑がられるのだが。

■次は、箸・鉛筆よりは簡単な、
日常のいろんな行為に挑戦だ。
(刃物扱いだけはやめよう、危険すぎる)

お玉杓子、しゃもじ、歯磨き、食器洗い。
このあたりはそれぞれちょっとずつ難しく、
異和感があるが、初回から一応できる。

携帯電話の操作がわりと厄介で、
(仰向けに寝転がって操作するのが特に難しい)
やはり掌や薬指・小指に変な力がかかるのだが、
ぎりぎり出来なくはない。

■そして食事である。
いきなり箸は難しかったので、
それまで箸で食事していたものも
レンゲで食べることにし、
慣れたうえで箸に挑戦ということにしてみよう。

このレンゲも実はなかなかに難しい。
問題はやはり「薬指と小指の力の入り方」。
そして改めてやってみると、
「右手の時は
自分がレンゲのどのあたりを持っていたか」
ということが分からないのである。
右で持っていちいち確認する、
という作業をはさみ、
ようやっと食事ができる。

■そんなこんなで一か月。

今ではほとんど異和感なく、
左手でレンゲを持つことができるようになっている。

そして今日、左手の箸に改めて挑戦してみると…。

■…おお、意外といける!!!

まだまだ不器用で、小さい物をつかむのは難しいが、
少なくとも、全く食事ができないほどではない!
食事のスピードも右手の7、8割くらいの感覚だ!

これはあと1か月もすれば何の異和感もなく
左で箸が持てるんじゃないか?!

…というわけで「左利き活動」、
最終的な目標は
左手で字を綺麗に書けるようになる、
というところまで目指しているので、
今後も進展があればレポートしていきたい。

明瀬祐介(あかせゆうすけ)
acsusk@gmail.com

-作戦

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