アカセニッキ(明瀬祐介日記)

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私撰・平成日本大相撲十番勝負(四)~(六)

投稿日:2019年8月17日 更新日:

■昨日から書いている
「私撰・平成日本大相撲十番勝負」の
(四)~(六)(時代順)。


■(四)平成十四年九月秋場所十一日目
横綱貴乃花
(八勝二敗)
対大関朝青龍(九勝一敗)

七場所ぶりに復帰した貴乃花に、
新大関朝青龍が挑む。
猛烈に突き立てる朝青龍に
貴乃花は一歩も引かず対抗、
最後は朝青龍両差し、貴乃花両上手の態勢に。
ここで朝青龍が右外掛けを打つが効かず、
最後は貴乃花が土俵外に上手投げ。
朝青龍は花道で声を荒らげ、
悔しさを露わにした。
この場所は、その後、
横綱昇進以降、おそらく唯一の
立ち合い変化を見せた十三日目千代大海戦、
明らかに不利な半身の態勢になりながらも
粘る相手と一分近い相撲になった、
十四日目魁皇戦なども、
あまり語られないが好き。

〇貴乃花(九勝二敗)
(上手投げ)
●朝青龍(九勝二敗)


■(五)平成二〇年初場所千秋楽
横綱白鵬(十三勝一敗) 対
横綱朝青龍(十三勝一敗)

前二場所出場停止になっていた朝青龍が復帰。
二日目稀勢の里に敗れるが、
一敗のまま千秋楽へ。
朝青龍不在の間連覇していた白鵬も、
安馬に敗れたのみで、千秋楽相星決戦へ。
激しい差し手争いの後、左四つがっぷり。
引き付け合いでじわじわと寄る白鵬。
持ちこたえ、さらに白鵬が寄りに行くところを
朝青龍が吊り上げ、両足を地面から離す。
が、吊り出しや打っちゃるまではできずに、
下ろしてしまったところで
白鵬が右上手投げで転がす。
あえて一番に絞るとしても、
この一番を挙げたい。
翌場所は朝青龍は復活優勝を果たした。

〇白鵬(十四勝一敗・優勝)
(上手投げ)
●朝青龍(十三勝二敗)


■(六)平成二十一年九月秋場所優勝決定戦
横綱白鵬(十四勝一敗) 
横綱朝青龍(十四勝一敗)

俺は朝青龍が好きなのだが、
朝青龍が勝った相撲には、
前回出した名勝負の条件
「優勝争いの天王山」かつ
「一分近く長引く熱戦」
というのを満たす物が少ない。
独走優勝も多いし、
勝つときは速いのだ。
挙げるとすればこの相撲。
本割では敗れ、優勝決定戦に
持ち込まれる朝青龍。
が、優勝決定戦では
かなり疲労が見える白鵬を
スピードで圧倒する。
それでも白鵬は懸命に対応するが、
最後は寄り切り。

〇朝青龍(十四勝一敗・優勝)
(寄り切り)
●白鵬(十四勝一敗)

■いかがだっただろうか。
もちろん間にも面白い相撲が
いくつもあるし、
優勝に絡まない相撲にも
名勝負はたくさんあるのだが、
私はこんな感じで選んでみた。

次回は(七)~(一〇)。

令和元年八月十七日
明瀬祐介
acsusk@gmail.com
https://twitter.com/acsusk/

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