アカセニッキ(明瀬祐介日記)

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作戦

昔の学校で漫画を流行らせるコツ。

投稿日:2019年9月5日 更新日:

■中学高校時代、割と
「学校で漫画を流行らせる」
のがうまかった、
と自負しているのだが、
どうだろうか。

さほどでもないかもしれない。


■ところで、
学校で漫画を流行らせるのには、
いくつかコツがあったように思うので、
ここにメモを書いておく。

クラスのハブ的な人に貸す
クラスで友達が多い、
人気者的存在に貸すことができれば、
一気に広まっていく。
これができればよいのだが、
そもそもそういう人と
ある程度仲が良くないといけない。

割とその漫画を好きになりそうな人に貸す
別にクラスの人気者でなくてもよい。
が、全く好きになってくれそうもない人では難しい。
ここでソムリエ的な技術が発揮される。
その人の趣味からおすすめ漫画を見出す。
私が高校生の時は、
「風雲児たち」を歴史好きの男子に、
「沈黙の艦隊」を乗り物好きの男子に、
それぞれ貸して、好きになってもらったが、
これが逆だったら、失敗していただろう。

・一度に貸すのは最大五冊くらい
 あまり冊数が多いと読んでくれない。
 五冊あたりが限度ではないか。

巻末の「引き」がすごい巻まで
一度に貸すのは二巻~五巻くらいとして、
どの巻まで貸すか、
ということだが、
ここで
「きりがよいところ」
まで貸してはいけない。
一番切りが悪くて、もやもやするところ、
「先を読みたい」
と思うところまでで切る。
「20世紀少年」の場合は
第四集、ケンヂとオッチョが地下でともだちに
「あーそびーましょ」と呼ばれ、
ロボットを一瞬目撃するところまでである。

あまり盛り上がらないところは、
飛ばして貸してもよい

一度盛り上がったあと、
数冊分、ちょっと退屈になる場合がある。
そういうところは
「この辺だれるから」
と説明して飛ばして、
もし気になるようなら
あとで読んでもらう。
(順番が前後することに
なんとなく罪悪感があるという人も
いるかもしれないが、
漫画とはそうやって楽しむメディアだと思う)
数巻分退屈だと、
おそらくなかなか返ってこない
つまり、途中で読んでくれない。

一巻から貸さなくてもよい
一巻くらいだと、絵も物語も、
まだ後期と違っていて、
ちょっと退屈な場合がある。
きりがよくはじまって
面白くなるところから
はじめてもよい。
例えば「風雲児たち」の場合は
絵柄や舞台などの関係で、
「幕末編」から貸した方が良い。
コンヴィニエンスストアーでは
ダイヂェストのような形で
「一試合分」とかを売っているが、
あんな形でよいのだ。

「入門編」となる漫画から貸す
上と重なるが、
同じ作者の別の作品から貸して、
「入門編」とした方がよい場合もある。
例えばかわぐちかいじの「沈黙の艦隊」が
本命だとしても、「沈黙の艦隊」の冒頭付近は
絵柄・物語ともにちょっととっつきにくい。
であるので私は「ジパング」から貸した
(今なら「空母いぶき」か「太陽の黙示録」でもよい)


■さて、
明日からこのテクニックを使って、
学校で漫画を
どんどん流行らせていこう-。

と書きたいのだが、
おそらく、多くはもう使えないテクニックだろう。
今の時代、みんな携帯電話で
読んでいるだろうからだ。
こういうテクニックも、
時代とともに不要になっていく。

令和元年九月五日
明瀬祐介(アカセ)
acsusk@gmail.com
https://twitter.com/acsusk/

-作戦

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