アカセニッキ(明瀬祐介日記)

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作戦 回想

短期バイトが教えてくれたこと。

投稿日:2019年10月11日 更新日:

■前回、大学時代にやった、
短期の「被験者」仕事について書いたけれど、
やった仕事は「被験者」だけではない。


■「時代祭」の祭礼行列で、
何時代だったかの武士の服装をした。
別の、もっと小規模なお祭りで
勤皇の志士に扮したこともあった。

祭りといえば、
獅子舞に入ったこともあるし、
普通の街の祭りで、
文房具屋が出す、
子供向けの出店の売り子をやったこともある。

大規模書道展に出す書道作品を、
トラックに積んだり、会場に運ぶ仕事。

引っ越し屋の仕事も一日だけやっている。

ヴァレンタインズデイの前後だったか、
百貨店の陳列棚か何かを運ぶ仕事もあった。

大規模な接待に
祇園の「みやこをどり」を使う団体客に対し、
道で立って案内する仕事もやった。

どこかの高校の英検の試験監督もやっている。


■そこで学んだことは、
仕事ばかりではない。

祭りの仕事はどれも楽しかった。
出店に来る小学生たちは、
どれも全力で楽しそうだった。
獅子舞に入ったときは、
泣きわめく赤子の頭に、
ちょっとだけ獅子舞の歯で触った。

書道作品搬入の際は、
「重い物を持つときは、
腕に力を入れ、肘を曲げるのではなく、
肘を伸ばして腕の力を抜いた方が楽」
ということを学んだ。
(これは今でも役立っている)

引っ越し屋でも、
荷物の受け渡しの技術なんかを教えてもらった。
(これは相手も知っていなければ役に立たないのだけど)

伝統的な百貨店というのは
「”バックスペース”
が売り場に匹敵するほど広く、
そこに食堂とかオフィスとか、
店員が使う、”インフラ”にあたるものが全部ある」
なんて、その仕事をしなければ知らなかっただろう。

「みやこをどり」案内の際は、
もちろん報酬をもらえた上に、
どういうわけか最後、
ただで「みやこをどり」を見せてもらえた。

英検の仕事の際は、
帰りに土砂降りの雨になってしまい、
その高校の先生にビニール傘を
貸してもらったことを忘れていない。


■思うにぼくは、
こういう一期一会の働き方が、
たぶん好きで、長期に働くと、
どうしても気力が続かないところが
あるのかもしれない。

それにしても、
こういう仕事って、
一度やるだけで結構
「その仕事をやらなければ
多分知らなかったであろうこと」
をのぞける。

昨日の被験の仕事のときにも
書いたけど、これらも、
またやれるものならぜひやりたい。

しかしこういうのは学生がやるから
見映えがするもので、
おじさんはあまりお呼びでない。

だから、前回も書いたけれど、
若い学生の方は
ぜひ、こういう短期バイト、
考えてみてほしい。

令和元年一〇月十一日
アカセ(明瀬祐介)
acsusk@gmail.com
https://twitter.com/acsusk/

-作戦, 回想

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