アカセニッキ(明瀬祐介日記)

少しだけ役に立つ、または面白い内容を提供できれば。

スポーツ 作戦

プロフェッショナルアスリートは嘘でも遺恨試合やれよ!

投稿日:2019年10月12日 更新日:

■このたびの、
「日馬富士が貴ノ岩を殴った」
という事件から派生したひとつの問題は、
貴乃花が提起した、
「違う部屋の力士が
ちょくちょく同席してんじゃねえ」
という話だった。

日馬富士・貴ノ岩たちに関しては
異国で厳しい生活をしているわけだから
励まし合う会があってもいいと私は思うのだが、
しかしまあ分からないでもない。
「プロフェッショナルアスリートどうしは
仲悪くしろよ!」


■昔、職場の同僚から、
こんな聞いたことがある。
「家の近くでプロレスがあったとき、
会場の近くで見てたら
スタンハンセンと猪木が一緒のバスから出てきて、
“ああ、そういうことか”
と思ったね」

そうだ、プロレスには幻想が必要だ。


■NPB選手は、同じ高校出身の、
違う球団所属の選手が、
オフシーズンに合同自主錬をしている。
近年は代表試合が組まれるようになって、
垣根がなくなっているという。

まあこれはあくまで鍛錬だから
いいとは思うのだが…。


■将棋界では、全員敵同士のはずの棋士が、
一緒に研究会をやるだけではなく
サークル活動なんかの写真をアップロードしたりする。

プロフェッショナル選手も人間だから、
その交流を止めるわけにはいかないし、
微笑ましくて人気もあるのだが、
「ほんとは仲良い人同士が争ってる」
と思うと、ちょっと興醒めするところがなくはない。

「メールやラインは思う存分すればいい。
実は一緒に遊んでてもいい。
でもそれは隠して公には
滅茶滅茶仲悪そうな感じ出せよ!」
とはちょっと思う。


■せんだって亡くなった金田正一は、
不人気だったパシフィックリーグを盛り上げるため、
稲尾和久と共謀して
オリオンズvs.ライオンズの試合前に舌戦を繰り広げ、
「因縁の対決」を作った、
という話を読んだことがある。

これですよこれ、「因縁の対決」!

このオリオンズとライオンズの因縁の試合、
その後どうなったのかというと、
ティームメイトもそれがブックであることを
知らなかったため、
ほんとに遺恨試合になってしまった。

金田がその共謀を明かしたのは、
だいぶたってからのことだ。

令和元年一〇月十三日
アカセ(明瀬祐介)
acsusk@gmail.com
https://twitter.com/acsusk/

-スポーツ, 作戦

執筆者:

関連記事

no image

高認試験こそ攻守兼用の最強効率ライフプラン。

■以前にも書いたことがあるのだが、日本の十歳代の最高の過ごし方は「高校行かずに高認合格。そして好きなこと極める」だと思う。 勉強の知識自体は役に立つし、学歴だって社会で重要な意味を持つ。しかし高校に行 …

no image

萌え絵に上手いも下手もあるのか。

■インターネットを視ていると、「画力」議論が、割と盛んである。 「この絵は下手」「画力がない」「デッサンがくるってる」 いろんな絵について論じられるが、インターネットであるので当然漫画タッチの絵、特に …

no image

「UNIVAS」で失われる物もあるだろう。

■「七帝柔道記」という本がある。旧七帝大伝統の寝技主体の団体戦柔道を戦う昭和の男たちを描いた、増田俊也の自伝的作品だ。 主人公は、最初から二年の留年を計算に入れ、大学生活のすべてを七帝柔道に賭ける-。 …

首掛けストラップでメモ帳とペンをくっつける。

■「メモ帳を持ち歩く」というのは、ぜひ身に着けたい習慣だ。 どんな状況でも、必要なことがあれば書き留める。これが優秀な仕事人の嗜みだろう。 だから私は常にメモ帳を持ち歩いている。 ペンを忘れて-。 ■ …

no image

私撰・平成日本大相撲十番勝負(四)~(六)

■昨日から書いている「私撰・平成日本大相撲十番勝負」の(四)~(六)(時代順)。 ■(四)平成十四年九月秋場所十一日目横綱貴乃花(八勝二敗)対大関朝青龍(九勝一敗) 七場所ぶりに復帰した貴乃花に、新大 …