アカセニッキ(明瀬祐介日記)

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作戦 所感

やりたいことがある人と、やりたいことがない人は、大学に行くべきではない。

投稿日:2019年10月30日 更新日:

■大学不要論が、最近ちょっとした流行になっている。

「ネットが発達して、
大学以外で学べるようになった」
「好きなことをして金を稼ぐことが、
今の時代は可能だ」
「会社なんかはいらず、
起業したり、ユーチューバーになったりすればいい」

一方でそれに対する反論もある。

「大学で教えてくれる学問は
面白いし、有用でもある」
「大卒資格は強力」
「特に既存企業で働くのには、
大卒が圧倒的有利」

さて、どちらが正しいんだろうか。


■私の結論は明白で、
確固としたやりたいことがある人は、
大学に行くべきじゃないし、
確固としたやりたいことがない人は、
大学に行くべきじゃない。

ほとんどの若者は
どちらの要素も含んでいると思うのだが、
そういう人はもちろん大学に行くべきじゃない。

つまり、大学には行かない方がいい。
という点で、多くの大学不要論と同意見である。


■確固としたやりたいことがある人には、
大学はやらなければならないことが多すぎる

「やりたいこと」が学問の研究だとすれば、
その研究をするまでに二年は
授業を受けなければならない。
全く関係ない教科も受けなければならないだろう。

「やりたいこと」が学問以外であれば
なおさらだ。
大学の授業が全部「やりたいこと」では
ないのだから、
その時間は全部無駄ということになってしまう。
やりたいことをするために、
休学したり、中退するのは
立派な選択だが、じゃあ最初から入る必要もない。

それ以前に、入学のために
それなりに受験勉強をしなければならないだろう。
それは「やりたいこと」ではないだろうし、
「どこの大学でもいい」
と言う人は、
そもそもやりたいことなんてない人だ。


■確固としたやりたいことがない人にとっては、
大学はやれることが多すぎる

やりたいことがない状態で
やれることがたくさんある場所に行って、
「情熱を傾けてやりたい天職に出会った!
よかった!!」
なんて人は少数派で、
大概の人は四年間、
「やりたいのかも」
ということをする。
まあ「遊ぶ」わけである。
そりゃあ一八かそこらの若者が、
遊ばないわけがない。

遊ぶのが悪いことだとは思わないけれど、
結果的に何らかの成長につながる遊びの方が得だし、
そもそも大学以外でもできそうな遊びであれば、
別に大学に行く必要はない。


■いずれにしても、
大学に行くのには
国立大学に自宅から通うのであっても、
数百万円の金がかかる。

上記のようなことのために、
数百万円を使うのは
さすがに莫迦げていると
私は思う。


■じゃあどうすればいいのか。

最近の大学不要論の多くは、ここで、
ユーチューバーとか、
起業家とか、
「フリーランス」とか、
それに近い職業・活動を薦める。

それを目指すのはかまわないが、
私が提唱したいのはそういうことではない

ユーチューバーとか起業とか、
そりゃさすがに難しいだろ。
それより普通に企業に入った方が楽だ

と思うからみんな大学に行っているわけだ。


■それに、
「大学に行くこと」のメリットは少ないが、
「大学を卒業すること」と
「大学で学ぶこと」には
メリットが大きい

以下は、他の人もだいたい
同じことを言っているので
わざわざ私が書く必要はないのだが、
まず、大卒資格は、
社会でのパスとして、

非常に有用だ。

おそらく二十年という単位では
これは変わらないだろうから、
今これを読んでいる若者がいれば、
できれば大卒資格を取ってほしいと思う。


■また、大学の学問も、
なんだかんだ言って便利なのだ。

前にも書いたことがあるが、
学問には、
「ある一冊を読めば、
別の三冊が読めるようになる」
というような「知の急所」がある

これをなるべく早く身に着けることが、
あとで「複利」のように効いてくる。
「知のレヴァレッヂ効果」だ。

その急所が何かと言うと、
例えば数学であり、英語であり、
歴史であり、化学であり、生物学だ。
つまり、高校や大学の基礎科目で
勉強するようなこと
そのものではないか。

(ここで「知識不要論」を唱える人も
いるだろうけれど、
さすがに知識が要らない世の中には、
数十年という単位では、ならないと思いますよ)

「大学不要論」を唱えている人は
賢い人が多いが、
大学で勉強するような学問と近い
知識・思考法を、
自分で吸収しているから賢いわけである。


■大学に行くのは無駄だけど、
大学の勉強は有用だし、
大卒資格は役に立つ。

じゃあどうすればいいのかって?
簡単だ。

大学に行かないで
大学の勉強をして、
大卒になればいいじゃん。

…ということで、次回に続くわけである。

令和元年一〇月三〇日
アカセ
acsusk@gmail.com
https://twitter.com/acsusk/

-作戦, 所感

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